プロローグ
たまりにたまったモヤモヤにピリオド!
1.もう「やられっぱなし」で終わらせない!
2.「いい人」なのに損をする、そのワケは?
電気ショックをあたえられた3人の映像、A「演技」B「理由なし」C「金のため」という情報を与えたら、Bが一番魅力が低いという結果に。
AとCは目的があって電気ショックを受けていると思われた分Bより評価が高かった。
→無難に何も言い返さないでいると、この人は言われても当然の人なんだ、と思われていしまう。
3.「リスク最小限」で反撃するための基本ルール
囚人のジレンマゲーム 研究の結果、最強の方法は「裏切られた相手には一度だけやり返す」
4.正しいことを言っても、口喧嘩には勝てない!?
第1章 無神経な相手から「心を守る」方法
5.説得力がみるみるアップする一言とは
最後に「だから〇〇すべきだ」と結論をつけて説得する。
人間は専門的知識がある分野以外の問いには誰かに決めてもらいたいという心理がある。
提案や依頼の時は必ず「だから〇〇」ということを忘れないこと。
「ですので、ぜひ今回はこの方針でお話を進めさせていただきたいのです!」
第2章 どんなきつい攻撃も「巧みにかわす」テクニック
この「5つの戦術」でピンチを切り抜けろ!
・とにかくゆっくり話すこと
相手の気持ちをゆるめたければ、あなた自身が落ち着くこと。
①反射の戦術
「あなたのところの製品!不良品よ!・・・・・・(略)」
「はい、商品が動かなくなったので交換してほしい、ということですね。」
→話を要約するだけ。
※ちゃんと聞いてますになる ※一方的な流れを止めることができる
※相手の主張を否定も肯定もしていない
②分散の戦術
「動かなくなってしまったことは申し訳ありませんでした」
小さな部分のみ認める。全面降伏はしない。
③質問の戦術
話の時間が長い医者は訴えられない。
「どこで」「どんな」という「ど」がつくオープンクエスチョンから、徐々に「イエス」「ノー」で答えるクローズドクエスチョンにして話の主導権をにぎる。
④延期の戦術
「考えさせてください」
⑤フィードバックの戦術
相手の言い方に物申してみて相手の状態を相手に再認識させる
「おっしゃることはわかりました。ただ、そんなに強い言い方をされましても」
「いっぺんに言われてしまうと・・」
「すみません、もう少しゆっくり話してもらえませんでしょうか」
使いすぎると嫌な奴と思われるので必要最小限にすべし。
第3章 正面から反撃せずに「さりげなく水を差す」コツ
悪口を言う人は「自分が言われて一番へこむことを言っている」
相手の言う悪口に関わる事実を、質問形式で突いてみる。
人間は引かれれば押したくなり押されれば引きたくなる。
自分からちょっと引いてみる作戦
「貴重なご意見ありがとうございました。とても参考になりました」
批判的な言い返しにお礼が来たら、相手はかえって恐縮するはず。
相手の攻撃を弱める効果が十分にありです。
やくざの強さの秘密って?
やくざはいかに自分たちに落ち度があったとしても「全面的に相手の言い分を認める」ことはしない。
相手に言わせるだけ言わせてボロが出たら「今回の落ち度は認めるが、しかし今の発言は聞き捨てならない。これは〇〇ととれるが、そうとっていいのでしょうか?」とガンガン責める。
第4章 たちまち形成が逆転する「絶妙な切り返し」術
誉めればお願いはしやすくなる。ラブ&ピース、愛をあたえて2択の判断をしてもらう。
嫌味なひとことには無邪気に切り返す
「え?どうゆう意味ですか?」
言った方は発言した手前説明しなくてはならなくなる。
「自分で考えろ!」→「ごめんなさい。だからわからないので、教えてください」
セクハラにも同じ手で。
何かを知らない、ということはその人のイメージをさげるから人は怖い。
「連合の法則」一個でも悪い面が見つかると、全体的に悪い印象となる。
「君の企画はいいが、わが社の予算は知っているのかね!?」
「・・・・知りません」
↓
「詳しくは存じ上げません。よろしければ教えていただけませんか?」
※教えて!ということで「知っている」「知らない」の2者択一からお願いに話をシフトする。
※聞いたことはあるが詳しくは知らない、教えて? →確かに今聞いたから嘘じゃない。
※しつこい人には連続して質問を続ける。
※冷たく「自分で調べれば?」→「何に載ってる?」
第5章 反撃術を身につけた「その先」にある、大切なこと
ケンカの時は
・相手の話を聞く
・相手の「行動」について自分の「感想」のみを話す
※優しくない・女らしくしろ→抽象的で×
・最後にあやまり「言いすぎてごめんね」
適度なストレスがある方が人間は幸せ。
快感物質「ノルエピネフリン」が出る。
ストレスを完全に消し去るのではなく量を減らして快適に過ごしましょう!